趣味の雑多サラダ

なんでもつめこんだサラダのようなブログ。記録とアウトプットに。

学部3年生から研究室に配属されるようになった感想

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以前に「理系大学生は3年生から研究室所属させろ」という記事を書きました。

 

 

 ↓ こちら

ttfn.hatenablog.com

 

実はこの記事、私のブログの中では比較的アクセス数高かったんですよね。

 

その後、なんと私の所属していた学部では、実際に3年生の後期から研究室所属させる制度に変わりました。

 

実際に研究室に配属されてきた3年生達を見て、彼らと話した後の考えを書こうと思います。

 

 

配属された3年生の面倒を見れる人がいないとダメ

配属された当初の最初は右も左もわかりません。

慣れない環境で、不安な3年生も多いと思います。

 

そんな3年生に、丁寧に教えてあげられる人を付けるべきです。

まあ研究室の多くのメンバーは忙しいと思いますが、複数人で兼任でもよいので担当者を決めてください。

 

新人にしても、不慣れな場所に放置されて、

「とりあえず論文や資料読んどいてー」では可哀そうです。

 

配属されて、最初が一番肝心だと思います。

その後の研究室生活(もしくは一生の研究者生活?)を大きく左右すると言っても過言ではないと思います。

 

研究途中で挫折するのは仕方ありませんが(笑)、

配属当初から折るのはやめてあげてください。

 

 

早く自分のテーマを貰った方がよい

所属されてからすぐはトレーニング期間がある研究室が一定数あると思います。

その期間は、研究室の研究内容や基本的な実験を先輩から教わったりします。

 

が、ただ受動的に教わるだけでは学生実験の延長になってしまいます。

 

自分もすぐに使うなとか、自分のテーマだとこう当てはまるとか考えながら教わることができます。

 

自分のテーマが決まれば、まずは自分のテーマを理解しようとします。

関連する研究の歴史・背景、自分のテーマの立ち位置など。

もちろん、すぐにわからないことにぶつかるので、先輩に聞いたり、調べるようになります。

 

自身のテーマを持つことで、主体的に学べるようになるでしょう。

主体性は、研究者に最も重量なものの一つだと思います。

 

 

週に1, 2日だけではあまり意味はない

私の研究室に配属された3年生が研究室に来るのは、週に2日午後だけでした。

 

まだ、他に授業を受けなければならなかったからです。

しかも別のキャンパスなので、前後の時間に来ることもできません。

 

週に2日ではあまりに時間が短い。

午後だけでは満足に実験もできません。

実験系の研究室では、せめて週3,4回は研究室に来た方がいいと思います。

 

(私の研究室はバイオ系で、実験がベースの研究だったので、実験の無いまたは少ない研究室は週1,2回でも十分なところはあるかもしれません。)

 

結論

「大学3年生から研究室に所属」

やるならがっつりと!! 

中途半端はダメ!

 

これは3年生だけでなく、

新人を迎える研究室すべてにあてはまることかもしれませんね。

 

何か研究室の運営などに役立てば嬉しいです。

 

再び貼りますが、こちらの過去記事もどうぞ!  ↓

ttfn.hatenablog.com